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「PGPガイド」(7)
■反訳ファイルの送信
反訳ファイルは、添付ファイルとして送信します。
「おこしれん」では、この添付ファイルに公開鍵を掛けて「PGPファイル」として送信することが決まっています。

「PGPファイル」を作るためには、まず公開鍵を掛けようとするファイルがどこのあるのかを確認してから、
以下の作業を進めてください。

「PGPツール」の左から4番目のボタン(「暗号化+署名」ボタン)をクリックします。
「暗号化と署名をするファイルの選択」ウインドウが開きます。
送信するファイルを探して、該当するファイルをクリックして「開く」ボタンをクリックします。

下図では、「ファイルの場所」が「PGPファイル」となっていますが、各自のパソコンでファイルが保存してある
「デスクトップ」や「マイドキュメント」などからファイルの場所を指定してください。
ここでは「お読みください」というWORDファイルに公開鍵を掛けて、
新たにPGPファイルを作る手順を示しています。
送信するファイルを指定すると、「鍵選択ダイアログ」ウインドウが開きます。
上のボックスに保存してある鍵があります。
下のボックスは「受信者リスト」となっています。
ファイルを送る相手方の公開鍵をダブルクリックすると、その公開鍵が下のボックスに入ります。
相手が複数の場合には、この操作を繰り返してください。
一つのPGPファイルに、複数の公開鍵を掛けることができるようになっています。
受信者は、複数の鍵が掛けられていることが分かりますが、だれの公開鍵が一緒に掛けられているのか知ることはできないようになっています。
鍵の選択が終わったら、「OK」ボタンをクリックします。
「パスフレーズの入力」ウインドウが出てきます。
自分の「鍵ペア」に適合するパスフレーズを入力します。

「署名する鍵」欄でEメールアドレスを確認することができますので、複数の「鍵ペア」を異なるEメールアドレスごとに作成している場合には、ここを確認して該当するパスフレーズを入力してください。
「OK」ボタンをクリックすると、新しく作られた「PGPファイル」が出てきます。
この場合(相手方の公開鍵を掛けた場合)、下図のようなアイコンでPGPファイルが表示されます。
中に同じファイルがロックされて入っています。

ファイルを送信するには、アウトルックエクスプレスなどからこのファイルを添付するだけで、
通常の操作と全く同じです。
間違った相手に送信された場合でも、PGPソフトがなければこのファイルを開くことはできませんし、
PGPソフトをインストールしてあっても秘密鍵と合致しなければ、このファイルを見ることはできません。

よくあるミスですが、せっかく作ったPGPファイルではなく、オリジナルのファイルを添付することがあります。
ファイル名が同じなので間違いやすくなっています。
必ずPGPファイルのほうを添付・送信してください。
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