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「ＰＧＰガイド」（４）
■「鍵ペア」の作成
これから「鍵ペア」を作ります。

「鍵ペア」を作ることは大切なことで、二つの準備するものがあります。
一つは、正しいＥメールアドレスです。
もう一つは、「パスフレーズ」と呼ばれる暗号です。
「パスフレーズは、８文字以上のアルファベットと数字の組み合わせたものです。
必ずメモにして大切に保管してください。
これを忘れると受け取ったファイルを開くことができなくなります。

デスクトップ画面の一番下タスクバーにできた「鍵」のアイコンをクリックします。
「ＰＧＰツール」バーが開きます。
「鍵ペア」を作るには、一番左側の「ＰＧＰ鍵」ボタンをクリックします。
「ＰＧＰ鍵」ウインドウが開きます。
最初にＰＧＰソフトをインストールした場合、この「ＰＧＰ鍵」ウインドウにいくつかの鍵が既に入っていますが、
これはソフトメーカーの担当者の公開鍵です。

下の図は、「ＰＧＰ鍵」ウインドウの中に、一つの「鍵ペア」が入っている図です。
一番右側に「鍵ペア」と表示されているので、この鍵は、
「documentcenter」の「鍵ペア」であることが分かります。
ツールボタンの一番左側のボタンが、「新規鍵ペアの生成」ボタンですので、
これをクリックします。
「鍵生成」ウインドウが開きますので、「次へ」ボタンをクリックします。

ここで間違いのないように、「ユーザー名」と「Ｅメールアドレス」を入力します。
「ユーザー名」は、ご自分の名前をアルファベット半角で「姓・名」の順番に続けて入力します。
また、鍵ペアを作成した年月日を数字６桁で入力します。
２００３年４月１日に鍵ペアを作成する場合、
「東京花子」の氏名では、「tokyohanako030401」となります。
「ユーザー名」は、たくさんの鍵の中からすぐみ見つけることができるように、
また、仕事で使用するわけですので、ニックネームや記号類ではなく、
必ず登録申請書に記載した名前をアルファベット半角で入力します。
「ユーザー名」と「Ｅメールアドレス」を入力したら、必ず間違いのないことを確認してから「次へ」ボタンをクリックします。
次に、
◎「鍵ペアのタイプ」ウインドウ
◎「鍵ペアの鍵サイズ」ウインドウ
◎「鍵の有効期限」ウインドウ
が開きますが、いずれも「次へ」ボタンをクリックします。
「パスフレーズ」ウインドウが開いたら、最初に用意してあった「８文字以上の数字とアルファベットの組み合わせ」を
間違いのないように２回入力します。
「入力非表示」のチェックをはずすと、自分で入力した文字を見ることができます。
他人がそばにいるときは、チェックをはずさないで２回入力してください。

「次へ」ボタンをクリックすると、「鍵ペア」の生成が始まりますので、
しばらくお待ちください。
「鍵ペアを生成しています。遅いコンピュータでは数分かかることがあります。少々お待ちください。」のメッセージが出ます。
通常３０秒程度で「鍵ペア」の生成が終了しますので、「次へ」ボタンをクリックします。
「今すぐデフォルトサーバーに鍵を送信する」のメッセージが出ますが、何もしないで「次へ」ボタンをクリックします。
「鍵ペアが生成されました！」のメッセージが出ますので、「完了」ボタンをクリックします。
「ＰＧＰ鍵」ウインドウが開いて、生成された新しい「鍵ペア」を確認することができます。
この画面では、新しく「nosidejimukyoku」の「鍵ペア」が追加されていることが分かります。
それぞれの「鍵ペア」に関連するＥメールアドレスを確認することができます。
３行表示されますが、これで一つの「鍵ペア」です。
左側の「−（マイナス）」ボタンをクリックすると１行になります。
必ず「鍵ペア」のバックアップを取ってください。
これで「鍵ペア」は作成されました。
ウインドウを閉じると、バックアップ画面が出てきます。
「今バックアップする」かどうかメッセージが出ますので、
フロッピーディスクドライブにフロッピーディスクを入れてバックアップを取ってください。
「鍵ペア」は二つの鍵のことで、
■公開鍵
■秘密鍵
の二つの鍵をそれぞれバックアップします。
２回保存作業が必要になりますので、忘れないようにしてください。
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